2015.3.27(金)
まもなく新学期を迎えます。
新しくスポーツを始めたいと考えているお子さん、スポーツをやらせたい親御さんもいらっしゃることと思います。新学期を前に、少年野球、そして我がチームについてちょっとだけご紹介させてください。
吉成野球スポーツ少年団(略称:吉成野球)は、昭和53年に設立された伝統あるスポーツ少年団です。平成15年には全国大会にも出場しています。
小学部に加え、平成12年に中学部が設置され、長期的な視点で選手たちの育成に努めています(中学部についての詳細は後述)。
吉成野球には、現在吉成小・南吉成小の児童合わせて40名が在籍しています。
目下、青葉区で最も選手人数の多いチームとなっています。女子選手も6名在籍しています。
各学年専属の指導者がおりますので、初めてスポーツをするお子さんも安心です。
野球技術の向上もさることながら、吉成野球の子どもたちの心身両面の成長を願って指導にあたっています。
もちろん、その他の小学校からも入団可能です。
活動場所は主に吉成小になります。北環状線に面していますので、他学区からのアクセスも充実しています。
★「毎週通うのが大変!」
★「保護者の負担が大きいので野球はちょっと…」
★「野球はお金かかるんでしょ!?」
★「他の習い事と両立が難しそう…」
さまざまな疑問があろうかと思います。
当チームの運営について簡単にご説明させていただきます。
1)子どもたちの活動(練習・チーム行事)について
吉成野球は、高学年(黒ユニフォーム)と低学年(赤ユニフォーム)に分かれて、試合・練習などの活動をしています。
土曜日13時から、日曜日9時からの半日練習が基本になります。
試合のない場合は午前か午後の半日で活動が終了しますので、お弁当の準備の必要がありません。
練習時は、欠席の連絡は必要ありません。他の習い事や地域行事、家庭の事情等で欠席・早退・中抜け・遅刻の必要がある場合はそちらを優先していただいています。
試合については、ほとんどの場合は事前に日程が決まっており、「らくらく連絡網」を使用して事前に出欠をとります。試合に出席できない場合はその旨を各学年幹事にお伝えいただくようになっています。「日曜日しか参加できない」「土曜日は●時に抜けなければならない」といった事情にも対応できますので、無理のない範囲で活動に参加できます。
事務局主催のバーベキュー、N隊長がリードしてくださり大盛り上がりのキャンプ、試合で勝ったら祝勝会、秋には芋煮会に親子野球などなど、レクリェーション行事も充実しています。
オフについては、12月下旬〜1月末までは活動をしていません。
スキーやスノーボード等のウィンタースポーツとの両立をしている選手も多いのが特徴です。
2)試合について
吉成野球では、独自に「バッジテスト」を実施しています。
試合での必要な動きについて団独自に基準を設け、それをクリアした選手がいわゆる「試合組」に入り優先的に試合に出場していきます。現在、6年生9名・5年生3名がバッジを所有しています。シーズン前半は、バッジを所有する選手中心に試合に臨みます。
このバッジテストにより、選手自身がどれだけ力がついたかを確認しながら活動することができ、自信、達成感、更なる向上心の涵養につながっています。
シーズン後半は、6年生を優先的に起用する形になります。バッジを所有しない選手はバッジを獲得することが当面の目標になりますが、試合が集中する秋口に向け、モチベーションを保って練習することができます。
また、新人戦(5年生以下)・4年生以下大会もありますので、バッジを持たない4・5年生も試合で経験を積むことができます。
低学年については、月に1〜2回程度「キッズ大会」が行われています。
ティーボール形式の大会で、安全に楽しく野球のルールを覚えることができます。現在ジュニアチームに在籍する選手は10名。全員がレギュラーです。楽天イーグルス主催の大会もあり、活躍すればプロへの道が切り開ける…かも!?
3)保護者の当番について
子どもたちの習い事において、全く保護者の協力を必要としないものはないと思います。
スポーツ少年団は、いろいろな当番があったり、役員を割り振られたりして大変だという印象をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。吉成野球では、保護者の負担軽減・分散を考慮した団運営を行っています。
「ジャグ係」は、各家庭の持ち回りで行っています。活動中、選手たちの水分補給が不可欠になりますので、団専用のジャグジーを準備していただく方を割り振っています。現在の団員数を考慮すると3〜4ヶ月に1度程度になるでしょうか。シーズンに換算すると2回程度だと思われます。
また、試合時に必要になるのが「配車」です。事前に大会日程が決まっており、試合会場に乗り入れできる車の台数が指定されているケースもあるため、配車も事前に打診を行っています。可能な場合にご協力いただければと思います。
練習のサポートや試合の審判については、当番制は敷いておりません。お手伝いいただける方は是非グラウンドに入っていただき、選手たちとともに汗を流しながら練習のサポートをお願い致します。審判方法については、チームに所属する仙台市野球協会のゴールド認定審判員3名が中心となってご指導させていただきますのでご安心ください。
その他、毎年8月中旬〜下旬に、吉成野球主催の招待試合を開催しています。
吉成小・中学校、南吉成小・中学校の4会場を使用し、40チーム程度が参集する大規模な大会となっています。保護者の方に運営のご協力をお願いすることがあろうかと思いますが、大会運営の経験のある方を各会場に配置し、各家庭のご都合も配慮して割り振りしますので心配ありません。
子どもが野球をやるにあたって、保護者の方が負担を感じることのないよう最大限配慮し、当番制も廃止しております。
無理のない範囲で、子どもたちへのサポート・ご声援を宜しくお願い致します。
4)金銭面について
月謝は2,000円(低学年は1,000円、兄弟3人目から無料)となります。
その他、ユニフォーム積立金年間1,200円、スポ少登録料年間800円、傷害保険加入料が別途かかります。
他の習い事と比較しても、月々の経済的な負担は少ないかと思われます。
野球を始めるにあたっては、「用具」の準備が必要になります。
必須のものは、練習着、アンダーシャツ、ソックス、スパイク、帽子、グラブ、バット等になります。
スポーツ店で揃えることができます。価格は本当にピンキリです。
5)用具について
練習着は、上下白のものが最もポピュラーです。上下セット、バラ売りの両方があります。ズボンは傷むことが多いのでスペアがあると安心です。また、スライディングに対応できるよう、縫い付けタイプやアイロンタイプの膝やお尻のパットもあります。スライディングパンツも着用することが望ましいです。
アンダーシャツは、当チームは黒色を指定しています(紺色と間違えないように注意してください)。
長袖、半袖があります。着替えも必要になるかと思いますので、最低2〜3枚は持っておきたいところです。
夏はTシャツあるいはアンダーシャツでの練習も認めています。夏用に白色のTシャツまたはアンダーシャツの導入も検討されています。
ソックスは黒色か、白ソックスに黒色のローカットストッキングを組み合わせて着用します。
今はカラーソックスが主流で汚れも目立たず好まれていますが、安全面を考えると、黒色ソックスの上から黒ストッキングを着用することが望ましいです。
スパイクは、黒色に黒ラインで、刃が樹脂になっているものをご用意ください。
金属スパイクや、他の色(黒色に白のラインが入ったものなど)は禁止です。大会で使用できませんのでご注意ください。
つま先を保護するP皮もあります。店員さんに言えば付けてもらえます。ピッチャーをやる選手は付けておいたほうが良いです。
成長に伴ってサイズが合わなくなりやすいので、年1度は買い替えが必要になると思われます。
ひもを結ぶ必要のないマジックテープタイプのものもありますので、低学年のお子さんはそちらも検討されると良いかと思います。
帽子は、黒色で庇の先端が赤色になったものが指定の帽子になりますので、団を通して購入していただきます。
保護者の方も、観戦用・応援用にどうぞ!
グラブ・バットはさまざまなメーカーがあります。体に合ったものを使うことが望ましいです。
バットは低学年は70cm程度、高学年は75〜80cm程度が目安になるでしょうか。JSBB公認マークが入っているかどうかを確認し、ご用意ください。
以上が最低限必要な用具の説明になります。
体の成長とともに買い替えが必要なものもありますので、始めは高価なものは必要ないかと思います。卒団生から寄贈されたものを貸し出すことも可能ですのでご相談ください。
6)中学部について
ここまで小学部の紹介をしてまいりましたが、吉成野球には平成12年より中学部が設置されています。主に吉成中学校のグラウンドや吉成小学校の体育館で活動しています。
中学部(通称:スポ中)は、中学校の部活動とは別の活動になります。部活動を主眼に置きながら、部活動のない時間帯や定期試験のない時期に活動しています。中学部専属の監督・コーチが指導にあたっております。スポーツ少年団中学生の部の大会にも多数出場し、宮城県優勝という実績もあるチームです。
小学校で野球経験があっても、グラウンドの規格、用具なども小学校とは変わり、野球の質も変わります。体作りやトレーニングなども一人一人に合った方法を指導します。中学生から野球を始める子どもたちにも基本から指導していますので、野球経験がなくても大丈夫です。先輩や後輩との人間関係を構築し、社会性を学ぶ場にもなります。
在籍する全ての団員が、野球の楽しさ、難しさ、奥深さを知り、極めることのできる環境になっています。
今年の小学部卒団生は4名全員がスポ中にも加入するように聞いていますが、小学部から中学部への入部は強制するものではありません。ご相談にも応じますので、小学部卒団の際に検討していただけたらと思います。
以上が大まかな団の紹介及び入団案内になります。
吉成野球は、子どもたちの「野球をやりたい!」という思いに添えるよう、年々話し合いを重ねて運営しています。いつでも体験・見学可能ですので、是非一度グラウンドにお越しいただきチームの活動をご覧ください!
青葉区だけでも22チームが加盟しています。チームによってさまざまな運営のあり方がありますので、まずは見学したり、練習に混ざったりしながらチームの雰囲気を確かめてみることが重要だと思います。
さまざまあるチームの中で吉成野球を選択していただければ嬉しく思いますし、吉成野球で野球をやりたい・やらせたい、そして吉成野球で野球をやって良かったと思っていただけるチーム作りをすべく努力を続けていく所存です。
昨年3月より運用を開始したこのブログでも、随時情報を発信していきます。
電話やメールなどでのご連絡も受け付けております。HP左側のサイドバーにある「メッセージフォーム」が管理人(亀浦)直通の連絡先になりますので、お気軽にご相談ください。
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