2015.2.8(日)
吉成小グラウンドには雪。しばらく体育館練習が続きそうです。
外での練習があまりできぬまま実践に突入することも想定しておく必要があるかもしれません。
毎週体育館が使用できるだけでも、大変恵まれている環境だと思います。
さて、体育館練習のやり方ですが、こんな感じでスペースを分割して行っています。
体育館にネットを張り、縦に2分割。半分を高学年が、もう半分は新4年生とジュニアが使用しています。お父さん方には練習の補助をお願いし、お母さん方はステージかジュニアの練習スペースで見守る形になっています。
高学年については、多くの班に分けて行うバント練習などは左の図のような方向で行うことが多いです。一方、長い距離の動き、送球などを取り入れたいとき(ゴロ捕球やピッチング練習、スライディング練習など)には右の図のような方向で行うことが多いです。
ボールは主にテニスボールを使用しますが、高学年については安全に配慮しながら軟式ボールを使っての練習も一部行っています。
問題となるのが、ネットで分割されていない3年生以下のスペースです。
練習中ボールが逸れ、低学年の選手が新4年生の練習スペースに入る場面が何度もありました。低学年の選手の場合、自分たちの使っているボールしか見えていないことも少なくないため、今まさに送球しようとしている選手の前を横切ったりしていて危ない場面がありました。子どもの心情として、捕れるボールは自分で捕りたいものです。しかし、一目散にボールの方向に走る姿に肝を冷やしていました。この環境下では安全確保のために、ボールをとりに行くのは大人が行うようにしたほうが良いかもしれません。
また、もっと危ないのが低学年の選手がバットを使用しているときです。指導者が注意をしても、周りを見ずにバットを振ろうとする選手もいました。昨日もバットの扱いで危うく大事になるところでした。誰かがバットをスイングしているときはその選手に近づかないことは当然のことながら、バットを持って動いているときなども勢いづいていますので、バットを持っている時は常に、持っている選手だけでなく周りも注意が必要です。事故だけではなく、学校の施設をお借りしているわけですので、床や窓、壁などに傷をつけないよう注意することも大切ですね。
当たり前のように体育館でボールを、バットを使用して練習していますが、屋外競技である野球の練習を体育館で行うということは危険を伴うことです。安全確保のためには大人のより多くの「目」が必要になります。限られたスペースながら30名を超える選手が練習に参加していますので尚更です。子どもたちの不注意が原因の事故だけではなく、集中しているからこそ起こりうる事故というものもあります。それでも、大人がきちんと注意を払っていれば防げる事故がほとんどです。
練習当番制は保護者の負担軽減のために廃止していますが、可能な範囲でのご協力を宜しくお願い致します。指導者も目を配っていますが、全てに目を配れているかと言われればそうではないと思います。危ない行為は厳しく注意してください。より安全に活動できて初めて練習の意義が出てきます。
また、保護者の方もボールの行方には十分お気をつけください。体育館に来られてものの数秒、挨拶代わりのテニスボール直撃という災難も目の当たりにしましたので・・・
コメント & トラックバック
コメントする