残念なお知らせ

2014.12.20(土)

今日は残念なお知らせをしなければなりません。

昨年夏に入団した4年生M君、1年生R君、今シーズン初めに入団した4年生Sさん、2年生R君の4名が、今シーズン限りで吉成野球を退団することになりました。本日の練習納めがチームでの最後の活動となりました。

 

私は少年野球に関わるようになってからずっと「1人も欠くことなく、入団した仲間全員で卒団を迎えてほしい」という願いを持っていますし、「好きで始めた野球をもっと好きになってもらって、次のステップ(中学校)に送り出したい」という使命感も少なからず持っています。

野球をいつまで、どこまで続けるかは本人の判断に委ねられるわけですが、いずれにしても「野球やってて良かったな」「この仲間と野球がやれて良かったな」と思ってもらえたら幸せだなと思っています。卒団する時にそう思ってもらえるように、私たち指導者も愛情込めて指導にあたっています。

しかしながら、引っ越しや身体的都合、家庭の事情などのやむを得ない事由、あるいは他のチームに移る(硬式への移籍等)、他のスポーツを始めるなど、さまざまな事由で卒団を迎えることなくチームを離れる選手をこれまで何人か見てきました。

「辞める」という決断は「始める」という決断以上に重いものです。それだけに理由はさまざまで単純には語れないものがあるわけですが、退団の知らせを聞くのはやはり悲しいしつらいです。コーチとして「もっとこうしていればよかったかな…」などと後悔することもあります。今回も…。

 

選手たちは誰かの為に野球をやっているのではないから、選手本人、あるいはご家族の希望・意思が優先されるのが自然だろうと思います。特に小学生のうちはいろいろなことに興味を持つ時期ですので、一つにこだわらずいろいろ挑戦するという選択を否定する余地はないと私は思います。(冒頭で述べた思いとは少し矛盾するところがあるかもしれませんが…)

一旦野球から離れたとしても、また野球やろうかなと思うことがあれば戻ってきてもいいわけです。若いから多少のブランクは何とかなります!! もちろん、新しいチャレンジの中で自分に合うものが見つかれば、それを突き詰めるというのも良いでしょう。

 

今日、退団する選手たちと話をして、今の思いを聞かせてもらいました。
「新たなチャレンジ」の際には、吉成での経験を糧にして頑張ってもらいたいです。

とても明るくて愛嬌たっぷりの4名。一緒に野球がやれなくなるのはとても寂しいですが、皆の野球に短いながらも関わった者として、これからも陰ながら応援したいと思います。

 

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