投手の育成(その2:投手に必要な2つのコントロール)

2014.8.28(木)

昨日に引き続き、「投手」について書いていきます。
学童野球における投手の必須条件について考えていきたいと思います。

マウンドで、自分とではなく相手と勝負するために必要と思われる事柄を挙げてみます。
いろいろありますが、これから述べる「2つのコントロール」が特に重要だと思います。

 

1. ボールのコントロール
数センチ単位の細かい投げ分けまではできなくとも、打たれても良いからストライクを安定してとれることが最優先。そのためにはフォームの安定が不可欠です。投手を指導するとき、自分はまず「立ち方」から教えます。安定したフォーム・制球力の基本は「立ち方」にあると思います。

少し話がそれますが、冬に12球団ジュニアトーナメントを観てきました。ピッチャーを中心に見ましたが、上体で投げている投手が多かったのが印象に残っています。投手らしい投げ方をしている投手は数少なかったです。それでもとにかく腕が振れており、球速が軒並み120キロを超えていました。「本当に6年生!?」が正直な感想でした。馬力が本当に凄かった。細かいコントロールはないように見えましたが、いわゆる「手投げ」に近い投手も、ただ力んで投げているのではなく、ストライクを投げるための感覚はしっかり身についているように思いました。肩や肘など故障しなければいいなと思うと同時に、下半身の使い方が良くなったらどんなピッチャーになるんだろうと思いましたね。

「ストライクを投げるための感覚」これを獲得するのは一筋縄ではいきません。
プロセスはいろいろだと思いますが、「ムダの少ない(故障しにくい)フォーム」そして「ストライクゾーンに投げ込む感覚」を身につけた選手に投手を務めてもらいたいという思いがあります。

 

2. 気持ちのコントロール
マウンドでは思い通りに行くことのほうが少ないと覚悟を決め、どんなことがあっても自分を見失わないこと
苦しいときも、そういう気持ちを味方にも相手にも見せないこと。
自分を見失ったときは、マウンドを降りるとき。そう言っても過言ではないぐらい、気持ちのコントロールは投手を務める上で重要です。1球投げるごとに、打者が替わるごとに、1アウトとるごとに、1イニングごとに、新たな気持ちになれるかどうか。

プロの投手でも、頭が真っ白になっている状況で牽制のサインを見落としたり、全くストライクがとれなくなったりすることがあります。良いボールを持っているだけでは足りないんですね。

調子の悪い時もあるでしょう。ストライクと思った投球をボールと判定されることもあるでしょう。せっかく打ち取っても味方がエラーすることもあるでしょう。良いボールが投げられているつもりでも打ち込まれることもあるでしょう。
どんな状況でも、チームの命運はピッチャーが握っていると自覚し、まず投手自身が気持ちをリセットすること。周りを見て自分から声を掛けること。それができる気持ちの余裕視野の広さを、ピッチャーには備えてもらいたいです。絶対にマウンドで独りにならないでほしい。

 

特に今現在ピッチャーをやっている選手、これからピッチャーをやりたいという意思のある選手は、この「2つのコントロール」を念頭に置いてプレーしてほしいと思います。

 

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