「夏休みの宿題」から(その1:試合ができる喜び)

2014.8.5(火)

キャンプの際に4年生以上に配付した「夏休みの宿題」レポート。
この前の日曜日が提出期限でした。16名分を受け取り、読ませてもらいました。
監督にも目を通していただきました。

 

レポートは、「前半戦を振り返って」「後半戦に向けて」という2つの項目を設け、それぞれ自由記述としました。

枠に収まらんばかりに書いていた選手、1、2行で終わっていた選手。
丁寧に書いていた選手、解読不能な独特の文字を使っていた選手。誤字脱字のオンパレードのレポートも…(汗)
大きく力強く書いていた選手、今にも消え入りそうな文字で書いていた選手。
漠然とした目標だけを書いていた選手。理由や根拠を具体的に書けていた選手。

十人十色、どれが良いとか悪いとかではなく、性格が垣間見えるレポートでした。楽しく読ませてもらいました。
その中から、何度かに分けて一部を紹介したいと思います。

 

後半戦は新人大会ならびに4年生大会といった公式戦もありますので、Aチームには帯同していないメンバーにも書いてもらうことにしました。
今日は、前半戦の振り返りから3人の選手の文面を紹介します。ほぼ文面そのままです。

 

*「チームにいっぱいいろいろな人が入ってきてよかった。」(5年生)
*「いつも試合に出ないで、見ていて、おうえんして、つまんないと思っていたけど、4年生の試合に出してもらい、うれしかった。」(4年生)
*「試合ができてよかった。」(4年生)

 

選手の正直な気持ちが文面から読み取れました。

今シーズンは14名の新入団員を迎え(8/5現在)、入団を考えているので体験したいという方からの連絡も数件いただいているとのことです。たくさんの仲間と練習し切磋琢磨したり、試合で喜びを分かち合ったりすることができるのはとてもうれしいことですし、皆にとってプラスなことだと思います。新人大会や4年生大会にもエントリーできることになっております。

人数がそろったことで試合ができるようになったという事実がある一方で、「試合に出れなくてつまらない」とあるように、人数が多いとその分試合に出るチャンスが少なくなるということも考えられます。正直な気持ちだと思いますし、その気持ちはよくわかります。自分も選手時代そうでしたから。(それではいけないと後になってわかりましたが)

実戦経験の少ない選手たちには、試合を見て学んでもらいたい気持ちはありますが、それは難しいことなのかもしれないなぁとも思います。
学年が上がるにつれて、次第に自分が試合に出られなくてもチームが勝てればうれしいと心の底から思えるようになっていくのでしょうね。自分が少年野球で関わった選手の中には6年生になってもあまり出番を作ってあげられなかった選手もいますが、勝ったときに誰よりも喜んでいる姿を見て、ジーンと来るものがあったのを思い出します。
高学年メンバーの仲間入りを果たしたばかりの4年生には、やはり試合に出ないと楽しい気持ちは味わえないんだろうなというふうにも思います。
ただ、前半戦は6試合ですが4年生だけの試合もできました。まだ勝利こそできておりませんが、試合に出てプレーできたことが強く印象に残っているということがわかりました。また、数少ない出場試合の中から今の自分たちに足りない部分や新たな目標を見出すことができた選手もいました。後日文面を紹介します。

後半戦は、前半戦残念ながら出番の少なかった4・5年生のメンバーもたくさん試合に出るチャンスがあります。公式戦はもちろんのこと、複数のチームから練習試合をしませんかというお声掛けもいただいております。
練習してきたことを一つでも多く試合の中で活かしていきたいですね。

 

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