無限の可能性

2014.7.10(木)

日曜日の招待試合。
ブロック最終戦の審判のため、チームは先に小学校へ。
Tコーチと私が、審判を終えた後に小学校に戻りました。

15時頃だったでしょうか、練習しているだろうと思って戻りましたが、チームは解散した後でした。
私たちがグラウンドに戻った時には、何人かの5・6年生の選手がグラウンドに残っていました。

サッカーをしている選手、数人のグループで自主練習をしている選手。

朝早い集合で気温も上がった週末。疲労は大丈夫なのかなぁと思いながら、傍らで少し見ていました。
すると1人の選手が私に「バッティングピッチャーしてください!!」と言ってきました。

普段は右打者の彼が、おもむろに左打席で構え…
セーフティー気味に、三塁方向へ絶妙なバントを決めます。
本人は遊びでやっていたのでしょうが、右打席よりも構えが良い。
そのままヒッティングもやるように言ったところ、ヒット性の当たりを連発。

それを見て、「オレもやる!!」と何人かの選手がバットを持って来ました。
こちらもまた左打席から快打を連発していました。

感性なんでしょうかね。当然粗削りではあるものの、私がムキになって(?)球速を上げても対応できていました。
時間はかかるかもしれませんが、本格的に左打ちをやっても面白いのではないかと思う選手もいました。

子どもの持っている可能性って本当に無限大だなぁと思ったシーンでした。
その無限の可能性を、指導者をはじめ大人が潰してはならないと思いました。

まだ10歳、11歳、12歳の、先の長い選手たちを預かっているわけですので…
型にはめるようなはたらきかけではなく、長いスパンで見ていろいろなことに挑戦できる場を与えるのが指導者に求められる役割の一つかなぁと思います。

 

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