2014.6.17(火)
合い言葉にしませんか。
「ドンマイ!」
「気にするな!」
うまくいかなかったプレーが目立った土日の試合。
私もベンチに入りましたが、ベンチでは指示をいつもよりも控えて、選手同士の声掛けに耳を傾けるようにしました。
めまぐるしく移り変わるシチュエーション。それに対応することでいっぱいいっぱいな感じも受けました。
若いチームなので、試合の中である程度はそういう部分が出てしまうだろうとは思っています。
経験不足から来るミス。準備不足から来るミス。試合ではいろいろミスが出ました。
それがその時点での「実力」なのかもしれません。
消極的なプレーの結果、イニングの途中で交代となった選手もいました。
ただ、それに対する周りの選手のフォローがあまりにも少ない。
少し寂しい気持ちになりました。
現状、試合で勝てずにいる原因は、実力不足だけではなくこういうところにもあるのではないかとも思いました。
声が出ず、重苦しい雰囲気のまま試合が進行し、相手チームに試合の主導権を握られる。立て直せない。
そんな状況があるのも事実。
そこで、仲間に気を配り、目を配り、心を配れるかどうか。
「ドンマイ!」「気にするな!」という一声が掛けられるかどうか。
本当は、上手くなるためにはミスと向き合わなければいけない。ミスには改善すべき点が必ずあるわけで。
でも、それは練習でやればいい。試合の中で失敗して初めて気付くことだってあります。
ミスに対する心のケアは、その時じゃないとダメなんです。
後からでは効果は薄い。ミスを恐れる選手になってしまっては元も子もありません。
あえてベンチから厳しい言葉を投げかけることもありますが、ケアは欠かしていません。
選手同士でもケアをできるチームは強くなっていくと思っています。
チームとして一つの目標に向かっていく中で、仲間の気持ちを慮る(おもんばかる)力は不可欠だと思います。
こういう発信もできるようになってもらいたいです。
もう一度だけ。
「ドンマイ(Don’t mind)!」
「気にするな!」
合い言葉にしませんか。
少し気持ちを楽にしてプレーできるようになるかもしれません。
これまでよりも周りが見えるかもしれません。
仲間同士で、上辺ではなく心から、この言葉を言い合える選手たちであってほしいと願っています。
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