控え選手の役割とは?(その1:ベンチでの役割)

2014.4.17(木)

夜遅い更新になりすみません。
日付が変わったあとでの投稿になってしまいました。

 

さて、現在我がチームは22名で試合に臨んでいます。
もちろん試合中の選手交代はありますが、常に9名が試合に出ます。
ということは、13名がベンチに控えていることになります。

*試合に出ている選手に指示を送っている人。
*コーチャーやバットボーイ、インターバル間のキャッチボール等、決められた役割で頑張っている人。

試合に出ていない時にもチームのために頑張っている控え選手の姿があります。

 

しかし…
ベンチで何をすべきかわからずにベンチに入っている選手もいる
のが現状です。
今日は控え選手にスポットライトを当てて記事を書きます。
私も試合が始まると、ベンチの中よりもフィールドでのプレーに目を向けますので、控え選手の試合中の過ごし方についてはなかなか目を向けることができていませんでした。
フォロー不足であり、反省しているところです。

 

自分は選手時代、控えの経験が長かったことは以前にも書いたことがあると思います。
この考えが正しいとかどうとかではなく、自分はこう心掛けていたというのを書いておきます。

控え選手には、いつも「100%」が求められていると思って試合に臨んでいました。

*監督・コーチに、ベンチの選手のことを気にかけさせてはいけない。
(フィールドでのプレーに集中してもらわなければならない。)

*途中から試合に出た場合も、味方の足を引っ張るようなことがあってはならない。
(最大限の力を出そうとしていると皆が思うようなプレーをしなければならない。)

そういう意識を常に持っていました。

自分も一選手ですから、監督に「試合に出したいな」と思わせようといろいろアピールしたこともありました。
でも、それって完全に自分本位の考え方ですよね。

野球というスポーツは、チーム(組織)で行うもの。
誰か一人のためにやるスポーツではないんです。

自分がどうしたいかではなく、チームが目指すものに近づくために自分からアクションを起こせる人間でなければ、チームの中で全く役に立たないということに気付きました。

コーチャーならコーチャー、バット引きならバット引き、自分の役割に全力を注ぐこと。
これがチームに貢献していることになるのだと思います。

役割は、誰かが与えてくれる場合もありますが、そうでない場合も多いです。
「自分は試合中、ベンチでの役割がない」と思っていた選手は、そのことに気付けていない。

コーチャーやバット引き、ボールボーイ、イニング間のキャッチボール。
これらは「やらなければならないこと」です。
もちろんどれも重要な役割ですが、「やって当たり前のこと」です。
これだけが試合中の控え選手の役割ではありません。

 

まず、第一歩。
「試合に出ている選手だけが頑張れば良い」「試合に出た時に頑張れば良い」という考えを捨て去りましょう。
この考えを捨てることで、試合の「見え方」が変わると思います。

試合に出ている選手のために何ができるか。
「やったほうがいいこと」が見えてきませんか? いくらでもあります。

試合に出ている選手たちに、いろんな情報を流してください。声を届けてください。
ここから先は、試合の中でできる限り教えていきます。

繰り返しになりますが、まずは意識を変えることです。
意識を変えることで見えてくるものがあります。

 

チームの役に立てていると実感できたときはうれしかったですよ。試合に出ていなくても。
ベンチで「やったほうがいいこと」に気付けるようになれば、いざ試合に出ることになったときにも良いプレーが期待できます。

 

次回は、出場の機会が巡って来た時の準備について書きたいと思います。
それでは。

 

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