ミスから学ぶ

2014.3.29(土)

朝から目が冴え、大学の講義のある日よりも早い起床。
ブログを更新して、練習に備えるとしましょう。

 

昨シーズン、招待試合に2チーム構成して参加したことが何度かありました。
毎年、たくさんのチームの大会にご招待いただいております。ありがとうございます。

私が指揮を任される機会もあり、それぞれの試合にねらいを持って臨むよう努めました。
昨年度は4年生以上の選手が19名でしたので、2チーム構成すると1チームあたり9〜10名になります。
実戦経験を積むには絶好の機会になります。

↑4年生主体のチームで試合に臨むこともあります

 

技術や経験に差があるメンバー構成になることは避けられませんので、多かれ少なかれミスが出ます。
野球に「100点」の試合はまずないんですね。
完成度の高いチームも見てきましたが、それでもミスは出ます。

少年野球のミスの大半は、準備不足に起因するものだと私は思っています。

守備であれば捕れない、正確に投げられないなど。
攻撃であればボールを捉えられない、走塁の判断を誤るなど。

技術不足も当然あるでしょうが、その中にも「防げるミス」が多くあると考えます。

プレーが起こる前に、どのようなプレーが起こるかをイメージしておくことが必要です。
それも、一つではなく、複数のプレーを想定することが必要です。
1人のプレーで、一連のプレーが完結することはありません。
必ず味方同士の連係、あるいは相手との駆け引きがそこには存在します。
ゲームで起こるプレーに対応するには、何通りもの準備が必要なのです。

相手チームがこういう動きをしたら、自分たちはどういう動きをするのか。
自分たちがこう動けば、相手はどのように動くか。
試合でのプレーに備え、多くの「引き出し」を持っておく必要があります。

その「引き出し」を身に付けるために練習するわけですが、私は試合の中で得るもののほうが大きいと思っています。
それも、誰かに言われたことを吸収するというよりも、自分たちで気付くことで身に付くものだと思っています。
失敗を通して気付き、身に付ければ良いのです。
ミスをミスで終わらせず、ミスから学ぶ意識を持って、試合に臨んでもらいたいです。
上達するために通る道なのだから、ミスを恐れることはありません。

 

試合でしか得られないことがあります。
みんなに、多くの機会を確保したいと思っています。
そして、その機会を無駄にすることなく、一つでも多くの収穫を得てほしいと思います。

 

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