どんな試合も大切な1試合

2019.8.21(水)

先日、古巣を訪問した時のこと。

監督さんに低学年のリーグ戦があるということを教えてもらい、グラウンドに伺いました。
私が宮城で審判をしていることはご存知でしたが、監督さんは「まさかこんな試合は頼めないよなぁ」とおっしゃるので、「いえいえ、是非やらせてください」とお伝えしました。私がチームを去る時に寄贈した審判マスクを手に、1試合球審を務めました。正装でなかったのが申し訳なかったのですが、大過なく務めてきました。18-0のワンサイドゲームでしたが、60分制限で4回までできました。礼儀正しく爽やかな両チームでした。

 

仙台でも、ゴールド審判ということでチーム内の審判割振で気を遣っていただくことがあるのですが、私にはどんな試合も大切な1試合。ワンサイドになろうが、四死球や暴投、エラーの展示市になろうが関係ありません。

 

 

低学年の試合では、レベルにあったストライクゾーンで判定すること、プレーを読んでも決めつけないこと、早まらないことなど、審判として大切なことを再認識させてもらえるので、むしろ積極的に立っていきたいと思っています。キッズ大会、親子試合やキックベースなどもお任せください。去年はキッズ大会の主審を11試合しています。3塁に走る打者、2塁から直接ホームに向かう走者、一気に4人アウトなど、いろいろ勉強になります。写真の主審(私)、かなり慌ててるでしょう(笑)

 

 

囲われた球場で、競技レベルの高い試合を裁くのだけが審判ではありません。どんな試合も、両チームがルールを守って試合ができるよう、そして決められた時間や回数を全うできるように導く力が審判には必要だと思います。対応力を上げる訓練を怠らないために、いろいろな試合に立っていきたいと思います。

 

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