帰る場所

2019.8.21(水)

先週は練習を休ませていただき、里帰りしていました。

 

 

土曜日。

私の出身中学校の「ちくしょー会」に初めて参加しました。
2007年 中3の夏の中体連。誰もが勝利を確信した全市1回戦。まさかのタイブレーク逆転サヨナラ負け。
その夜、先生方と父たちが「ちくしょー」と泣きながら酒を飲み交わしたのが始まりで、それをお盆に毎年やるようになり、今回が13回目となりました。

 

 

選手たちが成人して、お酒が飲めるようになったら選手も呼ぶとなったらしいのですが、なかなか連絡体制が取れず、毎回少人数での実施。今回ようやくライングループが整備され、当時のメンバー17名のうち6名が参加して行われたのでした。
当時から30kg太った私は初参加、その変貌ぶりに母たちがどよめいていました(笑)。

 

「また来たい」

本州組には遠い場所ですが、自分たちのために当時の先生方も3名揃って来てくださる。仕事も住んでる場所も異なり、連絡だってろくに取り合わないメンバーも、顔を合わせれば当時と同じ関係に戻って話せる。戻って来れる場所を守ってくれてた皆さんに感謝。

 

 

 

そして日曜日。

私の出身少年野球チームを6年ぶりに訪ねました。宮城に来る前の3年間はコーチ見習いのような形で毎週行っていたのですが、チームは私のいた頃とは生まれ変わっていました。

 

 

 

 

新しい監督さんは弟の小学生時代にコーチをされていた方なので面識がありましたが、子どもたちはもう誰もわからない。子どもたちも当然私は「知らない人」。それでも笑顔で挨拶をしてくれました。志願して、低学年のリーグ戦を1試合球審させていただきましたが、試合中も爽やかな選手たちでした。

 

「また来たい」

グラウンドをそういう場所にできたらいいなぁと思いました。監督、子どもたち、ユニフォームや道具、部室、ほとんどが生まれ変わっても、そこは「帰る場所」。帰る場所を守ってくれてた皆さんに感謝。

 

 

 

さて,吉成のグラウンドはどうでしょう。

今年のキャンプ、OBは誰も来なかったなぁ。練習に顔を出してくれることも少なくなった。「帰る場所」を守れているかなぁ。目の前にいる子どもたちに対する指導に加え、卒団生の「帰る場所」を守ることは「もう一つの使命」なのだと思います。いつでもおいでね、と書いてはおくけれど、帰りたくなる場所にするのは僕らの役目だよね。

 

 

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