監督不在のミーティング

2019.6.7(金)

 

 

藤崎CUP

悔いが残った最終日

準決勝の後  3位決定戦の後も 帰校後も
監督は子どもたちに話をしませんでした

 

 

 

 

実は区予選の後
吉成にできた九州もつ鍋屋さん「どげん」にて
30・29・28番の3人だけで 「指導者協議会」を持ちました

監督から召集がかかり 3人の役割を確認し合いました

 

 

 

 

区の決勝で 大逆転負けを喫しました

ミスの連鎖
子どもたちの本気が感じられないプレーの連続

ここ数年 そうやって負けることが多く
押したり引いたり いろいろしましたが
何も変わっていないことがもどかしく
自分の吉成での役割も終わりなのかなぁと悩んでいたところでした

 

3人だけでテーブルを囲み
私が監督から伝えられたのは
「選手の試合中の心のケアを頼む」でした

ケアって 励ますこと? 傷を癒すこと? 優しく関わってあげること?

自分の解釈は 心を「力を発揮できる状態に整えること」

失敗に敏感な子どもが多く 神経を使う場面が多々ありました

 

 

 

区予選4試合 市大会4試合 8試合もできました

打撃で勝った試合
ミスを助け合ってものにした試合
再三の大ピンチ 大チャンス
タイブレークに抽選
大会中の大幅なコンバート

いろいろ経験させてもらいました

 

 

3位決定戦後

監督は子どもたちの前に姿を見せず
ミーティングは選手11名と私だけ

 

 

下を向いてはいるが 本気の悔しさというものとは違う 混沌とした表情の選手たちを集める

口では悔しいと言うが 悔しいというほど本気になっていないだろうと思った

それでもまずは 成長できた点をいくつか列挙し 健闘を讃えた

 

そして 「このままでは 弱くなってしまいます」

 

 

 

3位決定戦

午前中に負けたチーム同士の対戦

県大会に行けなくなったチーム同士の対戦

結果は ミスの連鎖で大敗

集中力の差が出た試合でした

 

 

ミーティングでは こんな投げかけをしました

「集中力が切れる場面ってどういうとき?」

 

選手たちの回答

・仲間にミスが出たとき
・自分にミスが出たとき
・点差が開いたとき
・負けているとき

「結果」に左右される傾向

マイナスな出来事に敏感な部分と相まって 実力が発揮できない条件が揃ったのだと思います

 

言ってはいなかったけれど

・審判の判定に違和感があるとき
・監督やコーチの指導に反発心があるとき

なんかも 集中力が切れる要素になるでしょう

事実,いじけた顔になるのは 往々にしてこういう時のことが多い

 

いずれにしても
一人の集中力の低下が 周囲の集中力の低下を招き,
チーム全体が立て直し不能な状態になっていく

ミスのたびにそうなっていれば 勝てる試合も勝てなくなり ますますつまらなくなります

 

 

8試合もさせてもらいましたので
プレッシャーのかかる試合を 緊迫した場面を
敗退したチームの中では一番多く経験させてもらったと思います

技術もメンタルも 未熟さを露呈しましたが
大事なことは ミスの後 次に気持ちを切り替える(チェンジする)ためには

行動をチェンジすること

 

 

お互いが結果に敏感であることがわかったのだから お互い様だから
ミスをしちゃったら 謝るでも何でも なんてこった~!!!!!!とか騒ぐでもいいから
とにかくアクションしようと
そして そのアクションには皆で応えようと まず近くの人が応えようと

それを約束しました

 

 

監督不在のミーティング

春は終わっていないし 夏、秋もすぐにやってくるから

11人と私だけの時間が
心のケア(力を発揮できる状態に整える)につながっていれば良いのですが

 

話を聞くことすら めんどくさがる子どもたちですが

最後の約束だけは 皆が真剣に聞いてくれたと思います

 

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