2018.4.24(火)
春から故障者が相次いだ吉成。
練習中の怪我から実戦復帰したばかりのキョウエイ、故障が回復しこの日が投手復帰戦となったユウト、同じく内野手として復帰したヒナタが戦列に揃って臨んだ青葉区春季大会。
詳細は試合の記事を参照いただきたいと思いますが、故障から復帰したユウトが出塁し、足を使って3塁へ。味方の故障が相次ぐ間、急遽キャッチャーに回って奮闘していたリュウシンの執念の内野安打(記録は失策?)で先制した場面。一瞬でしたが、今シーズン初めて、チームが一つになれた瞬間だったかなと思います。
しかし、直後のイニングで、それまで投手復帰戦ながらゼロに抑える力投を見せていたユウトが崩れ・・・
一気に劣勢の展開となりました。
このまま終わるわけにはいかないと闘志を燃やして打席に立った選手がいました。
背番号8 トラノスケ
最高学年を迎えた今季、故障はしていませんが、試合での出番が限られる状況が続いていました。水野監督が最終回2アウトから代打に指名したのは、これまでの頑張りの成果を公式戦の場で発揮させたいという親心からだったと思います。今季ここまでヒットはなく、アウトになると春の公式戦の最後の打者になってしまいます。
2ストライクと追い込まれた後、真ん中付近に入った投球を捉え、見事センター前に運びました。今季初安打!
ベンチや応援席からこの日最大の拍手が沸いた瞬間でした。
苦しい展開ながら0-0で踏ん張ってきたところで1点をもぎ取り、直後の守りで6失点。ガックリと肩を落としたまま終わってもおかしくなかったゲームを最後に盛り立て、夏につながるイニングにしてくれたトラノスケに改めて拍手を送りたいと思います。
コーチャーとしても声を出し続け、何とか貢献するんだという気概も特筆すべき点。今のチームに必要な役割をきちんと果たしています。また、苦労や努力が報われる瞬間が訪れるはず。期待しましょう!
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