2018.2.17(土)
ずっと、書こうと思っていましたが、昨年の試合の記事も全然追いつかない状況で、今頃になってしまいました。
秋季大会前、雨が降って体育館練習になった日に、ボールを使っての練習を切り上げ、ステージに6年生とお父さんたち、そして管理人で輪を作り「座談会」をしました。
移動黒板に、公式戦のスコアを勝敗別に書き出したものを提示。
今季のベストゲームについて考えてもらい、話し合いました。
それと同時に、負けた試合を次の勝ちにどうつなげるか、という話もしました。
子どもたちから出された気付き・・・
勝った試合は先制点がとれている。しかも初回や2回にとれていることが多い。
負けた試合は僅差が多い。しかも1点差が多い。先制点を与えていることが多い。
吉成野球の昨シーズンの傾向は、データが如実に表していました。
秋季大会、勝つためには、先制点を全力で取りに行くことが必要だということを共通認識しました。
ただ、先制点を与えてしまった場合は・・・ もうそこで負けが確定するのか? 決してそんなことはなく、流れを引き戻すことはいくらだってできるね、そのためにどうするかを考えよう、ということでさらに議論を深め・・・
1点差を埋めるために、「やり切る」をテーマにしよう、ということになりました。
気持ちが切れそうになった時、どんな声をかけてもらうと頑張れるか。
失敗した時、どんな声をかけてもらうと切り替えられるのか。
一人一人違うから、一人一人に合った言葉をかけて、皆で助けよう。
中途半端にしないで、決めたことを皆でやり切ろう。
約1時間半にわたって、そんな話をしました。
結果・・・
2・3回戦は先制点を与えながらも勝利することができました。
自分たちの中でのベストゲームを更新して、シーズンを終えることができました。
春以降、遠ざかっていた、できていたようでできていなかった「一致団結」がカタチになった秋季大会でした。
準決勝で力尽きましたが、目指していた野球チームというものに近づいて終わることができたかなと思います。
負けるときは、最後まで1点差に泣くという形でした。
夏はその1点差がとてつもなく大きな差に感じましたが、チーム一丸となることで「追いつけるのではないか」というふうに感じ方が変わったのではないかなと思います。
「やり切る」
黒板にも最後に大きく書きました。
新チームには、このことを春から実践できるよう、今から力を蓄えてほしいと思います。
最後に笑えるのは、皆が一つになっているチームだと思います。そうなれるように期待しています。
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