2017.3.31(金)
背番号シリーズ 第2弾です。
今年,背番号1を背負うのは ユウセイ
最も慎重に選んだ背番号です。
昨シーズンは空席だった背番号。
一般的に「エースナンバー」と呼ばれる,チームの中心投手だけが着けることが許される背番号です。
練習試合ではシヅキ,コウノスケと投手3本柱を形成し,それぞれが試合を作れるところをアピールしました。
コウノスケが10番を着けるということでシヅキとの争奪戦だったわけですが,最終的にはユウセイが背番号1を手にすることになりました。
決め手は,仲間からの信頼の厚さだと思います。ピッチャーとして「ユウセイでダメだったら仕方ないな」「ユウセイならきっと勝たせてくれる」と皆が思えるから,1番を手繰り寄せることができたのだと思います。
実は背番号を渡された日,ユウセイはとある理由で試合から外される経験をしました。
それに納得いかない気持ちを顔に出し,チームの士気を下げるかもしれない…と思って見ていましたが,ベンチには,スタメンの選手と同様に試合に入り,試合に出ているとき以上に一人一人に細かく声掛けをするユウセイの姿がありました。
プレーの当事者になると,どうしても必要以上にその「結果」にとらわれるところがありますが,プレーから一歩引いたところから試合に「出場」したことで何か得るものがあったのではないかなと思います。
私がユウセイを見ていて,真のエースになるためにはまだまだ身につけなければならないことがたくさんあると思っています。それでも,吉成野球のエースピッチャーとして,いつでも武器になるものは仲間からの信頼。それを胸に,明日もマウンドに立ってほしいです。
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