2014.8.25(月)
青葉区学童新人大会 決勝戦。
川平ストロングパワーズさんと旭丘少年野球クラブさんの対戦となりました。
吉成の選手たちをこの舞台に立たせたかった…という思いを押し殺し、私(#28)が球審として、Tコーチ(#29)が1塁塁審として決勝戦に出場しました。2塁塁審は八幡さんのTコーチ、3塁塁審は桜ヶ丘さんの助監督で全軟審判員のIコーチが入りました。
直前まで吉成が試合をしており、それまで晴れていた広瀬球場上空も、決勝戦開始の前後から徐々に雲行きが怪しくなり霧雨模様に。黒い雲が太陽を覆い、決勝戦後には閉会式も予定されておりましたのでその空模様が心配されました。
13時45分に決勝戦開始。
試合は旭丘さんが初回に4点を先制。その後、徐々に川平さんが追い上げる展開となりました。
閉会式のために、交流試合の会場から続々と各チームの選手たちが広瀬球場に集まってきています。
3回表、川平さんの攻撃中。1アウトとなったところでバックネット方向から雷が聞こえました。
雨は弱かったですが、遠くで雷が鳴っているのを確認しました。この後近づいてくるだろうという雰囲気がありました。
審判団の判断で、規定の通り試合中断を決定。
かつては雷が鳴る中でも試合が続けられる状況であれば、落雷対策に木製バットを使用して試合が継続されることがありましたが、現在は即試合中断し、避難させることになっています。
すぐに試合中断する旨を場内アナウンスし、観戦していた他チームの選手たちには屋内に入るよう指示しました。広瀬球場事務室前のスペースが簡易避難場所となり、本部席では大会運営役員と各チーム監督による協議が行われました。スマートフォン等で天気予報や落雷の情報を調べるなど、本部席は慌ただしくなりました。
中断から30分経過したものの雷鳴は止まず、むしろ近づいて来ている感じもありました。さらに雨も本降りになって来たため、大会運営団との協議の末、球審の私が「ノーゲーム」を宣告しました。初めての経験でした。
※写真は旭丘さんのブログよりこっそりお借りしました。
今月上旬、愛知県の高校で野球部が練習試合中、落雷が発生し、登板していた投手が亡くなるという痛ましい事故が発生したばかりです。それだけに試合中の選手たちの安全確保には私も一層神経質になっています。
調べたところ、雷の聞こえる範囲(15km前後と言われています)は落雷の危険があるそうです。また、野球場や学校グラウンドなどのような開けた場所は特に危険とのこと。
日程的にはこの日のうちに試合を終えられれば万事解決だったのですが、強引に試合続行せず選手の安全を守ることができて良かったです。
青葉区学童新人大会の決勝戦については後日再試合が設定されるとのことですが、来週から仙台市大会が行われるため、何らかの方法で代表権を決定しなければなりませんでした。大会役員と両チーム監督の申し合わせにより、出場選手による抽選で青葉区第1代表・第2代表を決定することになりました。
結果、旭丘さんが第1代表、川平さんが第2代表となり、来週から行われる全市大会に出場することが決まりました。全市大会出場おめでとうございます。全市大会頑張ってください!
ドタバタの入場行進先導、審判長挨拶、そして最後はノーゲーム宣告。
この大会、チームもベスト4に進むことができました。
先週の慰労会では「デースイジャー」4年生父集団が大活躍。(笑)
私にとってもいろんな意味で心に残る青葉区学童新人大会でした。
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