ボーク、勇気ある適用を!

2014.7.16(水)

仙台市学童野球大会は、12日・13日で全ブロック3回戦までが終了しました。
来たる3連休で仙台市代表5チームが出そろいます。

3回戦までは、仙台市野球協会の認定審判員(シルバー以上)が試合を裁きました。
各球場に複数名のゴールド審判員が配属され、第1試合のジャッジを行うとともに、第2試合以降は本部に詰めて控え審判員を務めました。

仙台市野球協会では、審判員の育成も運営の一環として行っております。
判定技術の全体的な向上を図るため、公式戦は毎試合、試合前と試合後に控え審判員がアドバイスを行っています。

 

さて、大会2日目までを終えたわけですが、今大会、ボークの適用ができていない試合があまりにも多く、実際にクレームがついた試合もありました。ゴールド審判員の中でも改善策を話し合っているところです。
ボークが10あったとしたら、実際に審判員が宣告し適用されたのは2、3ほどではないでしょうか。それでは後々選手たちが困るんです。

ボークは、野球規則に13項目掲げられていますが、少年野球の試合でも特に適用されやすいボークの事例について映像を載せておきますので、審判をしてくださる方々にご覧いただきたいと思います。すべてYouTubeで開きます。

 

【セットポジションが静止していない】

ボーク(元ヤクルト・ラルー投手)
0:22頃、2塁塁審がボークをとっているのが映像からもわかります。
0:48頃の投球も、完全に静止していないということでボークをとられています。

ボーク(西武・ボウデン投手)
0:07頃から投球モーションを起こしていますが、ボークを宣告されています。
球審はストライクをコールしましたので塁審が宣告したものと思われます。
この場合は投球はカウントされず、ボークで走者が進塁します。ボークは4氏審判誰でも宣告できることになっています。
0:47頃にも同じようなタイミングで投球し、ボークを宣告されています。

 

以上の2つの映像で計4回ボークがありました。
セットポジションで止まったように見えたという方もいらっしゃるとは思いますが、4回とも、投手のセットポジション動作の静止というには不十分です。止まっている時間が短すぎます。

ボークの基準について、「セットポジションって何秒止めないとダメなんですか?」などとよく質問されます。
具体的に何秒とルールブックに記載されているものではありませんので、回答に困ってしまいます。
自分の感覚だけが頼りなので、活字で表現するのが難しいですが、私は「止めた」のか「合わせた」だけなのかを見極めるようにしています。両手を合わせてそのままの流れで投球したと感じればボークを宣告しています。

余計な話かもしれませんが、両手を合わせる際に、一連の流れで両手を合わせながら上から下に下ろすようにして止めてもらえると、どこで止まったかが見極めやすいのでボークをとられにくいと思います。身体の横から顔の前に上げて両手を合わせている選手の中に、セットポジションの静止が甘い選手が散見されますので注意してもらいたいと思います。

 

【投球動作の中断・変更】

サヨナラボーク(1998年高校野球)
0:44頃、サインの交換を終え、投手がセットポジションに入る動作を見せましたが、中断
すぐさま「ボーク」が宣せされ、3塁走者がサヨナラのホームイン。試合終了となりました。

セットポジションの不静止よりは、投球動作の変更のほうが見た目で明らかなので適用しやすいと思います。
ただ、映像のような緊迫した場面での適用はできればしたくないのが親心でしょうか(それでも適用しないといけませんが)。
少年野球でも、セットに入りかけて途中でまた両手を下ろしてしまう投手が多く見受けられますので注意してください。

 

審判を務めてくださる方々に今一度お願いです。
ルール通りボークを適用してください。選手たちに正しく野球を覚えてもらうためです。
子どもたちのために、審判も正しいジャッジを行うための勉強を惜しまないでください。
宜しくお願い致します。

 

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