仙台市大会にて(審判編その2:コーチャーと野手が激突)

2014.5.12(月)

昨日の仙台市大会、1試合目での出来事。

 

ノーランナーの場面。
バッターがサード側ファウルゾーン(コーチャーズボックス付近)にフライを打ち上げました。
三塁手は当然打球を捕るためにダッシュをかけました。
しかし、その途中で3塁コーチャーとぶつかってしまいました。
コーチャーは、野手を避けようとする動きは見せず、その場で打球を目で追っていました。

 

さぁ、この場面で下されたジャッジは!?

3塁塁審の青葉区S審判部長と、球審の青葉区K審判員がすぐさまボールデッドとし、「インターフェア(守備妨害)」を宣告。
打者をアウトとしました。

この処置は、公認野球規則7.11項の規定通りの対処でした。
ベースコーチは、打球を処理しようとしている野手の守備を妨げてはなりません。
打球がコーチャーズボックス付近に上がっているにもかかわらずその場に留まっていたので、野手の守備を妨げたという判断でした。

野手の守備を妨害した場合の処置については、誰が妨害したかによって違ってきます。
コーチャーの場合は、打球を処理する野手の守備の妨げになったときは故意か否かに関わらず守備妨害をとるようです。
(昨日、他組織で審判をされている方からTwitterで指摘を受けました。訂正します)

野球規則の3.15、5.08、7.11にそれぞれ記載されています。(読み違えておりました)
野手のプレーを妨げたのが攻撃側の選手なのか、審判員なのか、それ以外の競技場内の人間なのかによって処置が違ってきます。

 

昨日の試合では、低学年と思しき選手がベースコーチに立っていました。
おそらく、自分の方向に打球が来ているものの、どうしていいものかわからず、立ち尽くしていたのだと思います。
故意に避けなかったわけではないことはわかるのですが、このケースでは野手を妨げないように避ける必要がありました。

 

高学年の三塁手と激しくぶつかってしまい、コーチャーをしていた選手は涙の負傷交代。
後を受けてコーチャーとして出てきた選手も低学年と思われます。

速い打球も飛びますし、野手の動きにも低学年の選手がついていくのは大変な場合が多いです(よけられません)。
コーチャーも決して危険がないわけではありません。ヘルメット着用の義務もあります。

野手と接触があった場合守備妨害になるばかりか、事故にもつながりかねません。
事故を避けるという意味でも、コーチャーに立つ選手には、野手のために場所を明け渡す必要があるということを理解しておいてもらいたいです。

 

なお、攻撃側の人間が打球に当たったり野手と接触したりすると何でもかんでもアウトになると思われがちですが、それは違います。
(例えば、ファウルゾーンでリードをとっている3塁走者に打球が当たった場合… アウトにはならず、ファウルボール)

規則書の中には「故意であるか否かに関わらず、〜〜」などといった記述が多く見られるため、混同しやすいですが、故意でなければ妨害が適用されないケースもあります。「誰が」「誰を」妨害したのかによっても処置が変わってきますので、判定するにあたっては注意が必要ですね。

 

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