7/11　仙台市学童大会(3回戦：八本松ベアーズ戦)

 

7月10日(土)に開幕した，仙台市学童大会。
2回戦(初戦)はいずみスカイヤーズさんとの対戦予定でしたが，不戦勝で3回戦へと駒を進めました。

 

 

3回戦は八本松ベアーズさんと対戦しました。
ここ数年，「海岸公園×公式戦×八本松さん」の組み合わせが続いているのは不思議な御縁ですね。

吉成にとっては実質初戦。立ち上がりが重要になります。

 

 

 

 

試合結果です。

 

バッテリー　Pリョウタロウ，キッペイ — C S.コウスケ

 

 

 

先発は　リョウタロウ

ここ数回の登板で好調をアピール。球威，制球ともに伸びが著しいです。先発に抜擢され，走者を出しながらも5回までスコアボードに0を並べました。守備陣も好守で盛り立てていきます。

 

 

 

吉成打線，硬さが目立ち，ヒットがなかなか出ません。
失策絡みで先制することができましたが，リードはわずか1点で終盤へ。

6回からキッペイがリリーフ。四死球と犠打で2,3塁のピンチを招くと，続く打者のサードゴロの送球先を迷い，本塁を諦めて1塁に送球するもこれが悪送球。ファールグラウンドを転々とする間に勝ち越し点を許してしまいます。それまで堅守でチームを助けてきたキョウタロウに手痛いミスが・・・大粒の涙が頬を伝います。

このまま敗退すれば，キョウタロウが潰れてしまう。チーム一丸となって反撃へと向かいました。
6回裏，先頭のリョウタロウがヒットで出塁，続くキッペイが四球を選ぶと，4番T.ハヤテが送りバントを初球で決め，得点圏に2人のランナーを置きます。5番A.ハヤテ，3ボールからスクイズを敢行。走者の好判断で2人とも生還し勝ち越しに成功！

最終回の守りは1番からの打順でしたが，キッペイが全力投球。3者三振に斬って取り，ゲームセット。

 

 

試合後，キョウタロウが安堵の涙。
これまで何度チームを助けてきたか。この試合，ターニングポイントとなる場面でミスが出てしまいましたが，誰も責める者はいなかった。みんなでカバーしようと，最終盤に一体感が生まれたのは素晴らしかったです。

気持ちは切り替わっていなかったかもしれないけれど，ミスした分を取り返そうと，ミスの直後の攻撃では3塁コーチャーズボックスに立ち，ツーランスクイズ成功の「陰の立役者」となりました。こういう姿勢も，勝利につながったんだと思います。

試合後，ミスの原因について聞くと，技術的な面に目を向けて分析できていました。みんなにとって学びの大きいワンシーンでした。今後につなげていきたいですね。

 

 

八本松ベアーズさん　対戦ありがとうございました。