最初と最後のクセがスゴイ!

2019.2.15(金)

ブログの審判関連記事のカテゴライズを少し変更してみました。
この「審判」カテゴリーも,どの程度ニーズがあるか分かりませんが,管理人の審判活動をできるだけチームのお父さんお母さん審判の方に還元したく,記事を書いております。

 

昨年度,私は公式戦・非公式試合合わせて89試合に審判として出場。この数をどうお感じになるかは読者の方にお任せしますが,個人的にはもっとグラウンドに立ちたかったなぁという感じです。
内訳は,球審40試合,1塁塁審14試合,2塁塁審19試合,3塁塁審5試合。そしてキッズ大会の主審を11試合担当しました。

 

昨年度の審判1試合目は3月,一般軟式の練習試合の1塁塁審でした。
最初の判定は内野ゴロの1塁での判定。タイミングはアウトでしたが野手が送球に対して体を伸ばした際にベースから足が離れたのを確認しました。「セーフ・オフ・ザ・バッグ」を宣告しました。

最後は12月,学童軟式の2塁塁審でした。
ラストジャッジではありませんでしたが,2塁上で2人の走者にアウトを宣告するプレイが発生しました。二三塁間でのランダウンプレイの末,一度はタッグを逃れて2塁に戻り切った走者が,打者走者が2塁を狙ってアウトになった拍子に2塁ベースから離れてしまい,再びタッグされてアウトになったプレイでした。審判を始めてから最も慌てたプレイだったかもしれません。10秒未満の間に「際どいセーフ」「普通のアウト」「滅多にないアウト」を宣告しました。審判講習会でもこういう判定をトレーニングしたことはありません。それでも全て自分の判定範囲で起きたことなので,全て自分の目・判断を信じ,判定しなければなりませんでした。

 

 

審判も,試合に乗っていくリズムがありまして,1塁審判ならば最初のプレイはいわゆる普通のアウトであってほしいのです・・・

もちろん際どいプレイにも備えてはいますが,昨シーズンの1試合目はそんな幕開けだったために最終回まで落ち着かず,普通のプレイも何だか普通に見えなかったのを覚えています。

 

 

 

 

自分の場合は,そんな突飛なプレイから始まることもある塁審よりも,球審のほうが落ち着いてできます。自分の「プレイ」の宣告から試合が始まるわけで,1球目は必ず投手が捕手に投げますから,何が起こるか読めない塁審よりも心の準備がしやすいと思います。
得点に絡む際どい判定も,グラウンド全体が見渡せるホームベースの後ろからフォーカスしていくので,備えがしやすいと感じています。

 

 

野球シーズンがすぐそこまで来ています。楽しみですね。
先週末,今年初めて審判服でグラウンドに立ちました。その時は審判講習会でしたが,早く試合でジャッジしたいという思いと同時に,自分自身だけではなく一緒にグラウンドに立つ仲間であるお父さんお母さん審判の方に少しでも審判の楽しさやコツを伝えていきたいと思っています。もし審判のことで不明な点や疑問点があればいつでもつかまえて聞いてくださいね。

 

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