審判講習会 〜めざせ上級UMPIRE!〜

2016.6.12(日)

今日の練習の際に,吉成審判団のスキルアップ講習会を実施しました。
たくさんのご参加ありがとうございました。

 

 

子どもたちも振り向くほどの力強いコール!!

 

 

今回は「めざせ上級UMPIRE!」ということで,ベース周辺のジャッジの仕方をメインに行いました。
ジュニアのお父さん方にもご参加いただきましたので,できるだけジュニアルールにも対応できるような内容にしたつもりです。

要点をここにまとめておきます。

 

【構え方】
①スタンディング:走者がいない場面の投球時の構え方。外野飛球の打球判定時の構え方。
②ハンズ オン ニー:走者がいる場面の投球時の構え方。フォースプレー,タッグプレー判定時の構え方。

【ジェスチャー・コール】
①アウト(ヒズアウト):肘は90°で,目の前のドアを叩くイメージ。親指立てるのは野球拳(笑)。
②セーフ:地面に水平。胸の前まで真っすぐ上げてきてから広げる。
※キャッチは①,ノーキャッチは②,タイムは③と同様のジェスチャーで,コールだけ変える。
③ファウルボール:手をYの字に。少し前方に出すように。
④フェア:声は出さずに,フェアゾーンを指差す。腕は地面に水平,人差し指でポイントする。

【立ち位置】
*スタートポジションから一歩も動かずに判定できることはほぼない。移動し,止まった状態で判定する。
*走者の位置によってベースとの距離が変わる(牽制球や盗塁に備えるため)。

【1塁のフォースプレーの判定】
*目線はベース(野手の足が離れていないかを見る)。一塁手の捕球は音を頼りに。
*送球する野手・ベース・審判で直角三角形を作る。
*野手の送球がベースに確実に向かうことを確認してからハンズオンニーの姿勢をとる。
*アウトは捕球を確認してから出す。

【タッグプレー】
*タッグが行われる場所に注目。ベース全体ではなく,走者がベースのどこに到達するかをイメージする。
*野手のグラブと走者の間のスペースを目視できるのが理想。

【フォーメーション】
*時計回りに動くことを「クロックワイズ」という。基本は打球を追ったために空いた塁を時計回りにカバーしていく。
*走者が得点圏(2塁や3塁)にいる場合は反時計回りに動く。この時,2つの塁を受け持つ場合があるので注意(1塁と2塁)。

※プレーが起きた場合は,判定を出してください!(迷っても,何らかの判定は下す)
ただし,ボールが逸れた,タッグがなかったなど,必要のない場合はジェスチャーを行わないこともあります。

 

今日はフォーメーションの説明がほとんどできませんでしたので,こちらでご確認ください。

審判のフォーメーション(PDF)

 

 

 

次回は夏ぐらいに(新人戦のあたり),フォーメーションと球審をメインにやろうと思います。

今日の講習会で行ったところをそつなくできると,上級UMPIREのレベルには十分到達できていることになります。少しでも参考になったことがあれば幸いです。今後も審判のご協力不可欠です。どうぞよろしくお願いいたします。

 

にほんブログ村 野球ブログ 少年野球へ

トラックバック

このブログ記事に対するトラックバックURL:

コメント & トラックバック

コメントはまだありません。

コメントする