Web審判講習会(仮)(その4:判定事故発生時の対処)

2016.5.13(金)

公式戦や招待試合,練習試合等も本格化し,保護者審判員の活躍の場が増えていることと思います。

審判員にとってもたかが1試合,されど1試合で,1試合の中でいろいろなプレーに直面し,学ぶことがたくさんあるわけです。私も公式戦だけで年間50試合前後ジャッジしますが,何事もなく終わってくれと思いながら何事もなく終わったことはまずありません。もちろん,反省すべき点もたくさんあり,試合後は某審判員宅や某飲食店にて,こぢんまりと反省会を開いていることもしばしば・・・

もちろん,試合の中で「判定事故」という状況に立ち会うこともあります。
誤審という言葉を使わず,判定事故という言葉を使いましたが,いわゆる協議に持ち込まなければならなくなるようなケースを取り上げ,説明したいと思います。

 

判定事故発生時の対処方法について(PDF) 今回も若干の私論込み・・・?

 

協議できるものと,協議できないものがあるということをご理解いただけましたでしょうか?
本当は図解するなどして簡潔にしたかったのですがうまくいかず,テキスト多めになってしまいました。きっと言葉足らずの部分もあると思います。読みにくくてすみません・・・

 

ここで言いたかったのは,性質上,一度出た判定でいくしかない(抗議を受け付けたり,協議したり,判定の変更をしたりできない)場合と,協議したほうがいい場合があるのでその区別をつけていただき,グラウンドで適切な対処をするための予備知識として手順を知っておいてほしいということです。
協議すべきところで協議しない,あるいは中途半端な判断材料で協議を片付けようとし,かえって事態の収拾を遅らせる結果になっていることが多いです。ベストを尽くした上での事故は,適切に処理すればいいわけです。冷静に対処し,審判同士もサポートし合い,試合を円滑に進行できるようお互い研鑽に努めましょう!

 

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